「アニメ文庫」は、アニプレックスとユーフォーテーブルが提案する、アニメ発信の新たなステージです。
現在、アニメ作品の発表の場は、テレビアニメか劇場アニメが主流。
しかしながら、テレビの1クールや2クールのフォーマットにも、劇場の約2時間のフォーマットにも合わないけれども、
アニメクリエーターが「画にしてみたい」「動かしてみたい」と感じる企画は数多くあります。
「アニメ文庫」は、そういった企画をフォーマットにこだわらず、クリエイター発による自由なアイデアで「今、この作品をアニメ化したい!」という想いを形にし、
アニメーションとして発表出来る場所にしたいと考えています。
パッケージ化も新しいコンセプトで展開します。
本に例えれば、テレビアニメのビデオシリーズは全集で、劇場アニメのビデオパッケージは重厚なハードカバー。
今回のコンセプトはその名の通り、読み切りの文庫シリーズです。
コンプリートして書架に並べるも、好きな巻だけ買い求めるも、自由で新しいアニメパッケージとの付き合い方になれば幸いです。
ufotable 近藤光
アニプレックス 岩上敦宏